誰かが操っているのか? それともホントに・・・?

ええと、とうとうこうなってしまったわけで。たぶん、いろんなコメントが出るだろうから、記事引用は手抜き。よくお邪魔するブログにトラバ。
「マスコミたらい回し」とは? (その58) 大淀病院産婦死亡事例で遺族が病院と医師を提訴: 天漢日乗
http://blog.m3.com/TL/20070523/5
まあ何だな、ご遺族にしてもマスコミにしても、一回ある評価を固めてしまったらもう変えられないからね。仕方ない。民事だから、とんでもない判決がでるかも知れないのが恐怖だな。まずは、誰が鑑定人になるかが最初の問題かと。ついに患者さんの夫の顔もテレビに出てきましたよ。一貫性という点では、最後まで後ろ姿で通して頂きたかったけどなぁ。この方の発言、テレビの字幕の語句を読むと、天漢日乗さんのコメント同様、やっぱり分かってない感じが漂ってますけど・・・同じ訴訟するにしても、子供の命は救われたことを一言評価すれば、ネット医師界がこんなに敵に回ることも無かったと思うけど・・・ま、敵に回したって知れてる存在ですけどね。ま、今は明かされていないらしいけど、今後明らかになるだろう損害賠償請求額を見れば、その意図が大体分かることでしょう。
一応、その字幕に軽くツッコんでみる。

「二度とないように自分たち(医師)が先頭に立って」
「産科界を変えようとしてくれるんやったらあれなんですけど」
「罪悪感っていうか だからこそ続けてやっていってほしかったです」

まあ、ホントにこういう意味なのか、別の文脈を編集したらこうなったのかは存知上げませんが、そんなこと出来るくらいならとっくにやってますよね。産科医として続けていけなくなるほど、強烈にその心を折り曲げたのは誰なのか、よく考えて欲しい。たぶん、一番わかって欲しいひとには永遠に気づいてもらえないだろうけど。
医療ってのは、すぐに時代遅れになってしまうから、常に情報を更新している。でも、マスコミの評価とか、国民の印象は、まだ「白い巨塔」なんだろな。昔いたと言われる、パターナリズムむき出しの医者なんて、今はほとんどいないっちゅうねん。医師の良心を曲げてでも、患者様のご希望に沿うような治療を心がける医師も結構いるよ。でも、何か最初から悪者なんだよねぇ。どうしたもんでしょ。
<追記>
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医療関係者の人は、見ると耐えられないキモチになるよ。多分、言いたくなることは山ほどあると思うけど。