小説「ノーフォールト」

ノーフォールト
現役医師が描く「医療の危機」! 困難に立ち向かう医師たちのドラマ!
城南大学病院に勤める女性産科医・柊奈智は、深夜の当直で容態の急変した胎児を救うために緊急帝王切開を行なう。それは、生死を分けるギリギリの判断だった。だが、それから悪夢が始まった。過酷な勤務の中、次々と奈智を襲う試練。そして、ついに迎えた医療における最大の悲劇にショックを受けた奈智は……。

遅ればせながら、読ませて頂きました。現役の産婦人科の教授が書かれただけあって、臨場感のあるストーリーです。途中、胸が痛くなって読み飛ばしたところもありますが・・・
医療従事者、妊婦さんやその家族など、当事者が読めば胸に迫るものあるようにも思いますが、それ以外の人はどうなんでしょう。所詮、医者が医者をかばい合うオナニープレーだよ、と思われないことを祈りますが・・・
訴訟そのものは、「遠くの親戚」が主導していた、ってあたりは、ウチのブログ的にはツボですね。トンデモ弁護士が出て来たけど、トンデモ産婦人科医も出て来てたらバランス的には良かったのかも知れないけど、そういうのって必然的に体験談になっちゃうから、ちょっと書きにくいかな。