妊娠44週なのかどうか。

もっとすごいぞ - S.Y.’s Blogの続き。各地でいろいろな反響あり。メインのところは、コメント欄も含めると、
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070707
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070713
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070716
現代医療を拒否して新生児死亡でも「幸せ」 2005年12月の出来事→問題の吉村医院の元助産師長の講演をあの毎日新聞が宣伝: 天漢日乗
産科医療のこれから: 本日のおすすめブログ ..。*♡ 7月15日
ま、このあたりですかね。これらの記事に対するコメントとかトラバとか辿って頂ければ、参考になるかと。
「妊娠44週」とされる根拠は、件のブログの、以下の部分。

吉村医院へ来る前、かかっていた産科の病院では出産が11月9日と決まっていた。もうすぐ、それから1ヵ月にもなろうとしているのに・・・なんとも、大人の都合、医学の都合というのはおそろしい。

もうそろそろ、出産予定日から1ヵ月にもなろうかとしている・・・まわりの人たちのみならず、さすがに僕たちも少々の不安をいだく。普通の病院なら、間違いなくとっくの昔に帝王切開で赤ちゃんを出している。

これをどう読むか、というのはいろいろな解釈があると思うので、本当に妊娠44週なのか、というのは、軽率に判断できない。だから、私の前の記事でも、そこまでは書いてない。何をウダウダ言っているのかというと、「かかっていた産科の病院では出産が11月9日と決まっていた」は、40週0日ではなくて、帝王切開の予定日のような気がすること、彼の言う「出産予定日」が40週0日ではなくて、帝王切開の予定日の可能性があること。だから、「かかっていた産科の病院」が、骨盤位・初産婦の帝王切開の日として、37〜38週を予定していた場合、そこから一ヶ月放置したとしても、41〜42週なのである。だから、彼の言う「予定日から1ヶ月経過」を医師の常識としての「分娩予定日40週0日から1ヶ月放置!」と判断するのはちょっと早計かなと。そこらへんの事実は、中の人からの情報漏えいが無い限りは明らかにはならないと思いますよ。まあ、件の医院なら「妊娠44週」まで放置、っていうのはあり得るのかも知れないですが。そこらへんは現地搬送先病院の方々が情報を持っていらっしゃるかと。
<追記>件の論争を非医療者という方が見て、こういうコメントをされている。
自然主義者の恐ろしさ | 農家こうめのワイン
染色体異常は視診くらいでは断定できない | 農家こうめのワイン
非常にまっとうな意見である。普通に考えればそうだよねぇ。やっぱりある意味、アレって宗教じみてますよねぇ。ですから、説得はムダかと。でも、向こうの方からコメント欄に乱入してきたら、どうしようもないけど。ウチにも来たらどうしよ。