のだめの席後日談

前回のダラス交響楽団の演奏会の時の話。大したことじゃないんだけど。アメリカ人がすぐにスタンディングオベーションするから釣られるもんかと思ったけど、結構好演だったもんで、私たちもスタンディングオベーションに参加したんだな。すると指揮者がまた出てきてオーケストラとか立たせますよね。ソロが上手かった人を、弦からのトップから順番に後ろに向かって。ホルンの人は本当に上手だったから一段とブラボーが大きくて。みんなちゃんと聴いてるんだな。で、ほぼ全員指名したかと思ったけど、Timpaniの人は指名されなかったのね。あの流れだったら、多分指揮者が忘れたんだと思うんだけど、アメリカじゃ時々、出来の悪かった人はこの答礼に参加させないこともあるから、実は厳しい評価なのかも知れない。2回目のアンコールでパートごと・列ごとに立たせた時はパーカッション一括でしたけど。
1回目の答礼が終わって指揮者が退場したら楽団員一斉に座りますよね。で、のだめ席の私たち、それに釣られて座ってしまいましたよ。スタンディングオベーションってそうじゃないでしょ。素晴らしい!と思ったから立って拍手を続けるもんなのであって、指揮者が引っ込んだからって座っちゃいかんでしょ。事実、他の人たちは立ちっぱなしで拍手を送ってました。でもこの行動、のだめ席だからなんだよね。あの位置、合唱団がいたりする席だから、私としては、オケの人たちが座ったら一緒に座る、という演奏者側でしかあの席についたことがないから、つい条件反射ね。以後、気をつけます。