今はまだマシ
ブログという文化が花開くようになって、主に医療系のブログを見る機会が多いのだが、webで何かを発信しようとしている人はそれなりに意識が高いのか読んでる一般の方々に警鐘を与えるような内容の充実したものが多い*1。それに対して、わかってくれてる人々もいるけど、何だか訳の分からないカラミ方をしてくるヘンな人もいる。でも、カラめるうちはシアワセだと思わんでもない。
最近、そんなの関係なかったり、右から左へ受け流したり、まあ考えようによってはスルーする力が問われるような世知辛いご時世になってきてるのに、みんな一生懸命に医療崩壊を伝えようとしている。ホントにスルーしようと思ったら、黙って崩壊だよね。気づいたらみんな崩壊してる。でもそんなの受け流してて、医療者の周りにだけは医療がある、そんな感じ。15年くらい前の米不足の時もそうだったでしょ。あの時、タイ米とかカリフォルニア米とか言ってたけど、農家にはちゃんと米があった。私も、親戚の農家に米もらいに行きましたよ。今も、医療に関しては、ちゃんと情報があるかが重要になってるけど、崩壊後は、ツテとかコネとかがより重要になってくるかも知れない。
そんなわけで、今こうやって色んな人が警鐘を鳴らしてくれているうちに何とかしなきゃいけないんじゃないの、って言っても、こういう記事をちゃんと読んでる人はもう分かってるわけだから、例えて言えば、授業に来てる人に対して「出席率が悪いんだけど!」って注意するくらい余計な話かも知れないけど。
もう一年くらいしたら、ここ1ー2年賑わっている医療崩壊警告系のブログがみんな諦めて黙り込んでしまっているような悪寒。私のブログも少しずつ、医療系の記事が減ってるような気も。ま、私の場合はもともと大したこと書いてない、っていうか圧倒的に趣味の話が多いし・・・昔から読んでる方々は、ご存知かとは思いますが。
*1:私のブログを除く