ビジネスクラスでビジネス

ビジネスクラスってのはビジネスの人たちのためにあるもんだと信じている私ですが、楽しそうな家族連れとか生意気そうな中学生とか私よりも若そうな乳児連れの夫婦とか見てると、ビジネスクラスって?と思わんでもない。ま、それはともかく、私にとってのビジネスは今のところ科学研究なもんで、ビジネスクラスでビジネスをしようと思ったらどうしようかなと考えた末、例の頼まれた論文の査読をやることにする。まあ10数時間もかからないんだが。
査読の内容についてはconfidentialだからあんまり詳しいことは書けないけど、かいつまんで言うと英語もなんだか分かりにくいし内容についても・・・なので、私レベルの人間でもイマイチと思わせる論文だった。この論文を、エラい先生が査読してエラい先生の大事な時間を奪うのは犯罪的だし、私レベルの人間が処理するのが妥当というのがeditorの判断なんだとすると、editorによる今回のreviewerの人選は正しい。しかしだな、他人のFirst draftの時点の論文を読む機会というのもなかなか無いから、これはとってもいい経験。自分が論文を書く時に注意する点がよくわかる。ミススペルとかはMS Wordのspell checkerレベルでdetectできるだろうになぁ。そういう些細な点がreviewerの心証を損ねるというのも身を持って体験できたよ。自分も注意しよう。