国際線ビジネスクラス初体験

帰国に際しては、貯めたマイルでアップグレードしてビジネスクラスで帰ってやろうという野望があって、年末帰国が決まった8月に、早速飛行機チケットの手配をしました。それでも、アップグレードの席の割当はあんまり多くないみたいで、好きな日に決められるわけでは無かったのでした。そんなわけで、アップグレードの予約が取れた日に帰国することになったのでした。ホントは、12月31日の飛行機に乗って、日本に着いたらあれ?もう新年あけおめ〜、みたいなことを考えてたんですが、そういう物好きが他にもいるみたいで、その日のアップグレードは取れず。席はガラガラなのになぁ。
とにかく荷物が大荷物。すぐに必要の無いものは、ブラックキャット社の国際便であらかた送ったけど、手荷物で持って帰るのが、スーツケース大2個中1個小1個、パソコン鞄、楽器、チョコレートいっぱい詰まったおみやげ袋、これ一人で持って帰るって可能ですか・・・渡米したときは、大きなスーツケース1個、小さいガラガラ1個、パソコン鞄、楽器のたった4つの荷物で来たのに、帰りの荷物の増えること。知らないうちに、増えてるんですねぇ。これでもかなりのモノを処分したんですよ。
帰りの飛行機はANA。先日、スタアラゴールドメンバーになったばかり。まずはメリットを享受しましたよ。例えば、預け荷物の量が増えます。米国発の場合、手荷物がブッキングクラスの制限量+32kgまでの荷物1個OK。今回は、ビジネスクラスですので、32kgの荷物3つを無料で預けられます。私の場合預け荷物は4個ですので、1つ分はお金を払ってチェックインしました。そして、例のスタアラゴールドメンバー特典の「Priority Tag」を見ましたよ! あれで、成田で受け取るときに最初に出てくるんですね!
次はラウンジ。ビジネスクラス以上は、空港ラウンジが使えます。チェックインの時に、ラウンジの地図を渡されたので、コンコースでおみやげを買ったらラウンジへGo! いやまあ、静かな空間というだけで、すごいキレイなお姉さんが接待してくれるとか、何かスゴいことがあるわけじゃないんですけどね。置いてあるドリンクとかも別に珍しいもんでもないし。ファーストクラスの方々は、マンツーマンでうっとおしいくらいのご接待を受けるそうですが、まあそれは別の世界の話。まあでも、待合室の固い椅子よりはマシな場所で、1時間ほどを過ごせた、と。
搭乗時間にはアナウンス流れます。で、当然、優先搭乗です。太平洋路線に就航してるB777-300は、扉が複数あって、空港の仕組みにもよりますが、当地では、エプロンが二つ接続されてて、エコノミーの方々とファースト・ビジネスの方々は別々のドアからの搭乗になってました。いつもはエコノミーなもんで、今回は通ったことのない通路から搭乗しましたよ・・・まあ、最終的に乗る飛行機は同じなんですがね。
さて、米系航空会社のように、搭乗した後にウェルカムドリンクがあればいいんですけど、そういうのはなし。ひたすら他の方々の搭乗を待ちます。今日は、ファースト・ビジネスはガラガラ。2-3-2の座席配列の2のブロックの通路側にアサインしていたわけですが、私の列はCとHしか乗ってない。Web上の座席予約では埋まってるように見えたのだが、重量バランスの関係でブロックされてたみたい。私の担当のCAさんが名前つきで呼んでくれて飲み物とかを持って来てくれる。
食事は、牛肉を食べることにして、最初に鴨ロースが来たので、あれ注文は鴨だったっけと思ったら、その後に二皿目の牛肉来た。そうか鴨は前菜か。皿大杉。パンも食べ終わると、「おかわりいかが」とか、赤ワインを飲んでたんだけど、空になると「もう少しいかが」とか、より食べさせることには積極的。でも、アメリカで大食になった私でさえも、そんなに食えないよ・・・っていうくらい出てくる。ビジネスクラス恐るべし。
飛行機の中が夜の時間帯、一人明かりをつけて仕事していたので、CAさんにダイエットコークを注文したけど、なかなか持って来ない。仕事遅いな、と思ってたら、なんとグラスに注いで持って来られました。缶を直接くれるだけでいいのに、さすがビジネスクラス。この上にファーストクラスがあるんだろ? 想像できないな。でも、食事の質も量も、シートの倒れ具合もビジネスクラスのもので十分だから、ファーストクラスに乗りたいとも思わないなぁ。まあお金もないから乗れるわけない、という点では負け惜しみだけど。