医療崩壊か再生か―問われる国民の選択

専門書を漁りに本屋に行ったら平積みされてた。

医療崩壊か再生か―問われる国民の選択
著者:小川道雄
単行本: 213ページ
出版社: 日本放送出版協会 (2008/05)
ISBN-10: 414081294X
ISBN-13: 978-4140812945
<内容>
国民生活を脅かすまでに広がっている、医療費抑制政策が招いた深刻な医師不足。「医療費亡国論」は真実なのか? 日本医療の行方は? 医療現場で苦闘する医師の立場から、日本国民がとるべき道を提示する。

医師が書いた本だし、まあまあ内容は普通。ネット医師の方々には常識的な内容。ただ、字がいっぱい書いてあるから、一般の方々への啓蒙署としてはどうかなぁ。この本を読むような一般の人は、もう医療崩壊の現実は知ってると思うしな。啓蒙のためには、「マンガ・よくわかる医療崩壊」とかがベターなのかも。医療マンガは、相変わらず神の手ばっかりですからなぁ。まぁ、ゴッドハンドたちによるヒーローものの医療マンガは読みたいと思っても、医療に疲れ果てた医者の話のマンガなんて誰も読みたくないわけですが。
そんなワケで、上記の本は立ち読みしたうえで、まあどうせ医療は崩壊するんだからということで買わないことにして、となりに平積みされてたこの本を購入。

iPS細胞ができた!―ひろがる人類の夢
山中 伸弥 (著), 畑中 正一 (著)
単行本: 166ページ
出版社: 集英社 (2008/05)
ISBN-10: 4087813959
ISBN-13: 978-4087813951

ミーハーかな、とも思ったんですが思わず衝動買い。本を開けると、字がとっても大きい。もしかしたら素人さん向けみたいな本を、いちおう医療関係者の私が買ってしまいました・・・・いいんです。学生の時も、「シンプル」シリーズで勉強してましたから。でもね、基本から理解するのが大事なんですよ!(いいわけ)