24時間テレビの中で

様々な障碍を持った子供が、様々なチャレンジをするというコーナーがあった。何人か子供が出てきたのだが、そのうちの一人が、私が分娩を担当した子であった。何だか見覚えのある症状と子供の年齢、そして覚えていたお母さんの名前が一致した。テレビの中のお父さん、お母さんは、多少の経年変化はあるが見覚えがある。外来での検診は別の先生の担当だったのだが、たまたま分娩が私の当直の時で、ご両親にムンテラしたのを覚えている。で、次の子の時は、私が検診を担当していた。子供は年月と共に想像以上の成長を遂げるのだな、と感銘を受けた。
こういうネタは、感動する方向、感動する方向へと演出されるのだが、自分が関係していれば、演出は関係なく感銘を受ける。他の知らない子の時には、その演出はかえってうっとおしかったり。