医師届出票にみる医療事情

例の、保健所の陰謀 - S.Y.’s Blogでも紹介した、

都道府県における医師確保対策の検討等に活用するため、本届出票に記載した情報の全部又は一部を、従事先の所在地の都道府県に提供されることに同意する場合には、右欄に○を付けること。

に関する話。複数のブログで取り上げられているが、
2009-01-14
医師届出票を提出 - Dr.Poohの日記
敢えてブログ記事にするような先生は×をつけてるみたい。空欄にしといたら、勝手に○を入れられちゃうかも、ということで、保健所とか厚労省とかを全く信用していないのである。
その一方で、その文言通りに、同意しないから○をせずに空欄にしておいたという、人を疑うということを知らない正直な医師もいらっしゃるみたいで、○をつけた人を含めて、そういう素直な人たちで日本の医療は保たれているのだなと痛感する。一方で、○がついててもついてなくとも、情報がどのように使われるかなんか分かったもんじゃないわけで、これまでは全く使いこなせてなかった「医師届出票」の情報を、今さらどんだけ効果的に使えるのか興味津々でもある。