アップルの人 

アップルの人 (新潮文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
デジタル社会は謎と笑いに満ちている。昼下がり、アップルの社員らしき若い男たちを尾行してみたり、サポートセンターに電話して、いつの間にか係の女性相手に「人生」を語ってしまったり…。MaciPodから秋葉原、インターネット、メールまで、デジタルとの格闘から生まれた抱腹絶倒の全49編。パソコンがわからなくても面白い、超脱力エッセイ集。

「アップルの中の人」の話が書いてあるわけではないので、あまり期待しない方がいい。こういうエッセイは好き嫌いが分かれるだろうなぁ。現在、Mac Peopleにも別の著者による同様の脱力系のエッセイがあるんだが、私はそっちはイイと思うんだがこの本はちょっと好きになれなかった。妄想への飛び方が、著者に悪意はないんだろうが私には不愉快だったり、そういう感じ。最後は好みの問題なんだろうけど。