パンデミックな時の注意

2009-05-16コメント欄のTOM氏の発言(2009/05/17 12:34)がなかなかいいとこ突いてると思ったので転載してみる。

「すべき」は、
1.ベーシックな事、つまりマスク・手洗い・うがい。
特に咳エチケット(マスクするとか、人に向けて咳しないとか)の徹底。
インフルウィルスはRNAウィルスなので、生物細胞に寄生させなければ増殖しません。
自分の気道分泌物はマスクやティッシュに受けさせ、それを必ず使い捨てにするのがベストです。
うがいの効力には異論もあるようですが、タダ同然のコストでできますし、やって損はしません。
2.可能な限り人混みを避ける。
3.その為に閉鎖縮小される学校・職場などの体制構築に協力する。
4.感染したっぽかったら、正しい手順で診察を受ける。
新型インフルは感染拡大の規模によって段階的な対処の取り決めがあり、それによって「どこの医療機関に行くか」が変わっていきます。いろいろ運用上の問題も出てきてますが、とりあえず現時点では「熱発者はまず相談センターへ電話」を守ってください。

まあここらへんはどこででも聞く話だが、次が珠玉。

「あかん事」は
1.感染者を差別しない。もうこうなったら不可抗力です。
2.感染してんのに「俺が行かなくちゃ」とか思わない。特に老人や持病持ちなど弱い人の所に行かない。
3.いいかげんな情報を流布しない。
4.マスコミの言う事を信じない(笑)。
5.受診した医療機関に長居しない。こちらはなるべくさっと帰れる体制を作っています。
「もっと丁寧に診てくれ」とか思うところも出て来ると思いますが、日本の医療システムでは他の患者さんと分ける事はほぼ不可能なので、やむを得ない措置と思ってください。

なるほど、と思った次にみんなが思うことがあるんだが、図らずもすぐに信仰告白氏よりコメントが入る。

信仰告白 2009/05/17 22:20
(前略)
「あかんこと」の一覧って、マスコミの記者さんの行動そのものですね、と変に納得です。
(後略)

以て他山の石とすべし。