覆水盆に返らず

asahi.com:研修医めぐる記事に「報道と人権委」見解-マイタウン宮崎 魚拓
今年の4月に載った記事に対して、取材された医師側から抗議があって、「報道と人権委員会」(PRC)というところが名誉や信用を著しく棄損している、とする見解を決定した、という話。その決定自体は当然だとは思うが、医師たるものそもそもマスコミの取材を受ける時点で、リスクマネージメントが甘いという考え方も・・・・医師は過去の事例に学び、経験を大事にする人々の集団であるので、この事例を人柱として、今後、医師がマスコミの取材を受けなくなったとしてもマスコミは文句は言えまい。インターネットが全盛のこの時代、新聞社のウェブサイトから記事を削除したところで、ちょっとググればブログ等に転載された記事はまだ読める。記事を発信するという事の重大性を、発信してる本人たちが自覚しないことには、どうにもならないと思うんだが。
<追記>本人らしきコメント発見。硬式テニス部 掲示板

今後の人生でマスコミからいかなる取材の申し入れがあっても決して受けません。

な、そういうことになるんだよ。まあ、マスコミにしたら、一人の医師がそんな決意をしたことはどうでもいいことなのかも知れないけど。

<追記2>記者らしき人物発見。brochure.pdf

・実社会で役立つ文章力などの基礎も身に付けた。
・事前調査と検証の繰り返しにより、分析力・判断力が身についた。

捏造記事を合わせて読むとかなり香ばしい。(2009-07-14のコメント欄より情報頂きました)