医師の本分

医師は、マスコミとかで発言して何かを広めていく、というようなやり方は苦手だ。一部医師の方々がマスコミや芸能界で活躍されているが、多くの医師は黙って臨床をしていて、そんな活動をするヒマもない。以前に、「もっと医師は発言を」「啓蒙を」*1とか言われたこともあったけど、そんな余裕無く、ただ黙々と日々の業務をこなしているのだろう。そんな中、一昨日のニュース番組で、茨城の医師会の反乱みたいなのが取り上げられていて、これまでは自民支持だったのが民主支持になったと。で、医院の中に候補者のビラを置いてる先生とか。まあそれはアリかなと思うけど、候補者の周りで、白衣の人たちが一緒になってビラを配ってるシーンが写った。やらせかなぁ。それとも白衣を着ただけの選挙スタッフかなぁ。本当に医師とか医療従事者だったら、そんなヒマあるのかなぁ、と思う。もし、オフの時の活動だ、というなら、オフは休め!と言いたい。そんな余裕があるくらいなら、茨城の医療はまだ大丈夫だろうな、と思ったり。余裕がないから政治に託すんだ、という考えもありかもだが、政治に頼って医療がうまくいった試しがあるのかな?

*1:当ブログ2006年8月27日〜31日あたりが割と白熱