正当な患者の断り方

故意による傷病は保険給付の対象にはならない、つまり自殺未遂の治療は自費になる、という話。健康保険法で決まってるのだ。僻地スレ143より。

876 :卵の名無しさん [] :2009/10/08(木) 00:02:27 id:PkR33Pu/0
折れも昔パラコート自殺企図の患者を救急受け入れ要請されて自費ならOK但し
フルコース治療で死ぬまで数百万円かかりますがいいですかと応答した記憶がある。
救急隊は一度他の病院探すといって断ってきたが数十分後自費でも構わないので受けてくださいと
言ってきた。
家族の同意は大丈夫ですねと聞き返したら多分というのでもし家族が自費診療支払わないというなら
あなたが支払うと言う念書書いていただけますねと念を押したらそれは出せないというので
再度お断りした。
更に1時間後自殺企図者の家族の連絡が取れどうして自費になるのですかと問いつめてきたので
私が決めたわけではなく国の規則がそうなっていますとお答えした。
そこをうまくやるのがお医者さんの仕事でしょと言うからあなたは犯罪教唆しているのですねと念押した。
翌日医局会で英雄扱いされたのは照れくさかったのを覚えている。

「そこをうまくやるのがお医者さんの仕事でしょ」って言って、実際そのお医者さんがそのことで問題にされたら知らんぷり、ってなるのが目に見えるような話ですな。
水と医療はタダ、みたいな雰囲気になると、医療ってものの技術が評価されなくなるんだろうな。