人生のすべてを記録するのか

ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する! (ハヤカワ新書juice)
人の記憶力には限界がある。だが、あなたの見聞きしたもの、触れたもの、そして普段は気にかけない自分の位置情報や生体情報まで、人生の「すべて」をデジタルに記憶させれば、いつでも簡単に検索して取り出すことができる。仕事に役立つのみならず、病気の兆候を発見することや、いずれはヴァーチャルな分身に人生を語らせることも可能だ。いいことずくめの「ライフログ」の時代はやってきたのだ!みずから「人生の完全記録」を試みるコンピューター科学の重鎮が、その基本概念と可能性、実践法までを情熱豊かに語り尽くす。

思い出が記録に残るのはいいけど、忘れてしまいたいことまで記録に残るのはちょっとイヤだな。人間、忘れることができるからこそ幸せに生きられるのだ、と信じているんだが。