人生の選択

さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?
日米の病院で医師として経験を積み、厚労省に入省した元女性キャリア。混乱する新型インフル行政の渦中で彼女が見たのは、国民の健康よりも自分たちの都合を優先させる“ペーパードクター”医系技官の呆れた実態だった。官僚に支配される医療を、国民の手に取り戻せるか。厚労省の知られざる実態、驚愕のインサイドレポート。

著者は1998年卒、2005年入省、2010年退職、とのこと。そういえば、記憶の糸を辿ると、大学院在学中に、「厚労省行かへん?実務経験ある人が必要なんだけど」とかいう話が私にもあった。思えば2005年くらいだったかも知れない。当時、研究が進み始めた頃だったので丁重にお断りした(医局人事?だったのによく断ったものだwww)のだが、もしあの時ホイホイと話に乗って上京してたら、今頃私も同じようなことに・・・いや、著者の先生ほど優秀では無かったから、早々に逃げ出してたかな。人生の選択というのは、実に難しいな。