根回し

私が南相馬で働く理由 第2回「初期研修:無力な自分、感謝の思い」 ―神経内科医・山本佳奈医師―|joynet(ジョイネット) 魚拓

さらに、産婦人科の専門医研修の問題点について書いた拙文 (『「基幹施設は大学が基本」が招く産科医療の危機 地方から考える産婦人科専門医制度』m3.comより)が引き金となって、「来年度は君を採用しない」と市から通達が来たことを聞いた。福島医大との対立を避けるため、私を雇用しようとしなかったという。

私がこの女医さんと関わることは多分無いと思うのでコメントするのだが。まあ事務方の考えることは分からんでも無いな。

だが、福島医大の新理事長である竹之下誠一先生や参議院議員の森まさこ先生始め、多くの方々が心配してくださった。そして、私が南相馬に残れるよう働きかけてくださった。

患者さんが紹介される時、「市会議員の誰々先生の知り合いで」「院長がよろしくって言ってます」とか、そういうの、医者にとってはどっちかっていうとイヤじゃない? 先入観なしでプレーンな気持ちで診たいじゃない。それと同じことになるかと。