今さら仲良くしてもね。

福島民報
某F県の話。
今さら仲良くされてもねぇ。大学側はそれでもいいんだろうか。それとも、警察はイヤイヤなのに、記事上で朗らかに書かれているだけなのだろうか。なんだかよくわからないところだ。

医師移動、パトカー先導/県警と協力申し合わせ/福医大病院での緊急手術
 福島医大付属病院と県警本部は、緊急手術を行うために同病院に向かう医師の車を、必要に応じてパトカーが先導する協力態勢について22日までに申し合わせた。患者の命にかかわる一刻を争う場合に限っての措置で、遠距離移動や渋滞発生時などでもいち早く病院に駆け付けられるようにする。これまで移植臓器の搬送時に先導することはあったが、医師の移動に関しては県内で初めて。
 他地域の医療機関での医療支援活動や会議出席などで医師が病院を離れている場合、各診療科の部長が必要性を判断し、110番通報して協力を要請する。県警本部は医師がいる場所の最寄りの警察署に連絡、パトカーを急行させる。医師に移動手段がない場合などにはパトカーに医師を同乗させることもある。
 県警本部は医師の緊急移動のニーズがあることを知り、協力を申し出た。同病院が県内の中核的な医療施設として緊急性のある手術の頻度が高いとみて、県民の生命を守るとともに、急いだ医師の交通事故や交通違反を防ぐとの観点から判断した。同病院は14日、各部長に協力態勢について説明し、実質的に運用を開始した。
 同病院は分野ごとに専門性の高い医師を複数抱え、特定の医師しかできない高度な手術も行う。一方で県内の医師不足解消のために医師の地域派遣は増え、医師が急きょ遠隔地から病院に戻らなければならないケースも出ている。
[他病院との格差など課題]
 ただ、多くの任務に当たる各署の限られた人員・車両を割かなければならないことや、他病院との格差が生まれることなどの課題もある。また、運用規定が明文化されておらず、県警本部は緊急走行要請時に複数の警察署管内をまたぐケースなどで的確な対応が求められる。