クリスマスツリー見物〜メサイア観賞

昨日は、夕方から研究室の日本人の上司の先生と近所の有名なクリスマスツリーを見物に。人が多い。そこで、また別の日本人の先生と出会ったりする。う〜ん、世間は狭い。ツリーはキレイだけど、まあだから何かと言われればツリーでしかないのだが。
その後、年末恒例のメサイア公演を観賞に行く。いきつけのコンサートホール。全曲演奏であるが、どこのスコアを元にしたものかは不明。編成は、弦五部(1stVn:5, 2ndVn:6, Va:5, Vc:4, Cb:2、いずれもプルト数ではなく人数)と通奏低音としてファゴット1、チェンバロ、オルガン。Ob2, Trp2, Hr2, Timp. 非常に上品な演奏で、人数が少ない分、音もクリアだった。当夜はチケットはSold outで、会場もほぼ満席。全員が喝采を送るとすごい迫力になる。ハレルヤコーラスでの恒例の起立は、満席だと圧巻。伝統を感じる。Trpは高音での演奏部が多いのだが、小さい楽器を使ってたみたい。ピッコロトランペットなのかEs管程度なのかは、確認できなかった。結構小さかったからピッコロかなとも思ったが、"Trumpet shall sound"の低音がしっかり出てたのでその可能性は低いかなと考える。"Trumpet shall sound"のトランペットソロはあまりに素晴らしい演奏だった。軽妙なトリルをアドリブで入れているのが上品だった。合唱は、各パート12名計48名のこじんまりとした編成だが、声量も迫力も十分で、しかも押しつけがましくないのが素晴らしかった。惜しむらくは、私自身の体調がすぐれなかったこともあり、知らない曲では爆睡してしまったことか。もっと楽しみたかった・・・。最後のアーメンコーラスでは、思わず「いやだな・・・もう終わりか。もっと感じていたかった」みたいなセリフがアタマをよぎる。病気だな。
来月の演奏会は体調を万全にして行きたい。