故意?悪意?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061224-00000097-mailo-l20
記事の内容は普通に見えるけど、細かいトラップを仕込むところがこの新聞社。

産婦人科医の月平均の労働時間は110時間

これは明らかに「時間外」労働時間の月平均でしょうね。月平均の労働時間が110時間だったら、かなり極楽に近い職場ですからね。単純ミスだと思いたいが、この新聞社だったら・・・と思ってしまうのは、私の心が真っ黒(byのだめ)だからでしょうか。

医師不足:飯山赤十字病院院長ら実態報告 市民団体がシンポジウム /長野
12月24日11時2分配信 毎日新聞
 産婦人科をはじめ医師不足が深刻な問題になっている飯山赤十字病院飯山市)について、市民グループ「いいやま男女共同参画市民会議」は23日、同市公民館でシンポジウムを開いた。同病院の川村信之院長、県衛生部の渡辺庸子部長、石田正人飯山市長、清水一輝県地域包括医療協議会支部飯水地区協議会長の4人が実態を報告。周辺市町村から訪れた母親や病院関係者ら約300人は熱心に耳を傾けた。
 現在、同病院の医師は8人欠員の30人。中でも産婦人科は4月から1人で診察しており、このままでは、1人で年間約120人を診ることになる。現在2人いる小児科も来春には1人になる可能性があり、さらなる医師不足が心配されている。
 川村院長は「産婦人科医の月平均の労働時間は110時間。小児科も他の科に比べ、日曜・休日の救急が最も多い。地域医療を守っていくにも医師がいなければ守れない」と話し、渡辺県衛生部長は「産婦人科と小児科の供給体制が崩壊する可能性が出てきている。飯田・下伊那では、産科問題懇談会を設立。産婦人科医が1人しかいないところでも、地域が一丸となって外来の負担を減らしている」と述べた。
 また、病院の集約化問題では、飯山赤十字病院ではなく北信総合病院(中野市)への集約化の可能性が出ていることに対し、豪雪地帯の栄村などの住民らから「時間で助かる命もあるので飯山を拠点にしてほしい」などの意見が相次いだ。【谷多由】
12月24日朝刊