大野病院事件の初公判があったらしい。

「らしい」なんて他人事のように書いてみたけど、スゴく気になってる。いろいろ情報もネットで読んでる。カッコいいこと言えば、K先生の名誉にかけて、無罪を勝ち取って下さい! みたいなエントリになるのだろうが、当事者になることを想像すると、ゾッとする。いろいろな掲示板を見ると、司法の方々は、まだ容疑者、被疑者、起訴されたら被告、なんだから、有罪になるまでは犯罪者では無い、と言うけれど、じゃあそれまで病院名も個人名も匿名かって言ったらそうではないし、この時点までで十分な社会的なバッシングは受けている。それでも、某IT長者とか株関係の被告みたいに、手元に何十億円というお金があって、優雅な暮らしをしながら裁判に通うというならまだしも、医療事故の医療側の被告でそういう立場っていうのは想像出来ない。
取り調べも過酷なんでしょう? 最近北陸の方で、冤罪の話があったけど、無いものも有ることにさせられちゃうんでしょう? それを拒否するには、よほど強い意志が無いとダメだろう。現在のような過酷な医療の現場で、条件の悪い科や場所でまだ働いている先生方っていうのは、とても「いいひと」が多いんだと私は思ってる。だから、そういう厳しい取り調べとかにも抵抗する、ってタイプの人たちとはちょっと性格が違うのじゃないか、という印象。でもK先生は頑張ったらしい、と聞いてはいるけど。
いろいろな事情が絡むので、ちょっとまとまりの無いエントリだなぁ。また書きます。