今となっては普通の記事

京都新聞 産婦人科医師の確保策を協議 彦根市など1市4町 対策協が初会合
話題の彦根。医療ブロガーの間ではゲームオーバー感漂っているけど、協議会の人々は必死。話の内容は、現状の2週半遅れくらいの感じだけど。

彦根市立病院の赤松信院長が産婦人科医師が1人となるため、切迫流産などの危険性を伴わない、お産については助産師による院内出産を検討していることを報告した。

句読点の位置が微妙なもんで、文意が取りづらかったが、正常分娩は助産師がしたいってことね。もうその院内助産院ネタいい加減にしてって感じだけど。で、切迫流産だったら全然問題ないのでは。多分、切迫早産のことが言いたいと思われる。まあ、切迫流産と切迫早産の違いは、一年目研修医に聞いても分かってないこともあるから、もうちょっと勉強してね、というところにしておく。

出席者からは「医師派遣を要請した相手先や交渉の過程を明らかにすることで、有効な探し方につながる」といった考え方や「長期的に定着するには医師の待遇改善が欠かせない」との意見が上がった。

「交渉の過程を明らかにする」ことで、多少、吊るし上げの恐怖を感じますが、被害妄想でしょうかね。「医師の待遇改善」これはどの程度のことを考えているのか、興味ありますけど。

一方で、「激務のうえ、訴訟のリスクを抱える産婦人科医師の立場を抜本的に変えない限り、課題解決にはつながらない」との厳しい見方もあった。

・・・どこが厳しい見方なのか理解に苦しみますが。普通の考え方だと思うのですが。これが温度差なんでしょうな。
以下は記事。

産婦人科医師の確保策を協議 彦根市など1市4町 対策協が初会合

2月6日19時57分配信 京都新聞

医師の確保策などを話し合った湖東地域医療対策協議会の第1回会合(彦根市保健福祉センター)
 滋賀県彦根市立病院の産婦人科医師不足で3月下旬から診療制限する問題で、彦根市や犬上、愛知郡の1市4町の福祉担当者や民間医療機関関係者らによる「湖東地域医療対策協議会」が6日、彦根市平田町の市保健福祉センターで第1回会合を開き、医師の確保や定着策について意見を交した。
 会合には、会長の松田一義・彦根市助役や民間病院の院長、産婦人科医師、県立大看護学科教授ら21人の全委員が出席した。彦根市立病院の赤松信院長が産婦人科医師が1人となるため、切迫流産などの危険性を伴わない、お産については助産師による院内出産を検討していることを報告した。「医師1人では緊急事態への対応が困難になる」と述べた。
 出席者からは「医師派遣を要請した相手先や交渉の過程を明らかにすることで、有効な探し方につながる」といった考え方や「長期的に定着するには医師の待遇改善が欠かせない」との意見が上がった。一方で、「激務のうえ、訴訟のリスクを抱える産婦人科医師の立場を抜本的に変えない限り、課題解決にはつながらない」との厳しい見方もあった。