まあ、頑張れ。-3K新聞

産婦人科常設の下での院内助産院は助産師の能力によるところはあるにせよいい傾向だと思う。ただ、3K新聞はあんまり分かってないようだ。
どこで産むの?(上)医師と助産師、職域の攻防
どこで産むの?(中)助産師と医師ー歩み寄りの努力
どこで産むの?(下)広がる助産所・自宅出産
何で病院出産が悪で、助産院・助産所は善、みたいな図式でしか記事を書けないかねぇ。職域の攻防、っていうけど、まあ学会上層部がどう思ってるかは知らんけど、一般の産科医は、分娩は、別に助産師が取り扱っても何の問題もない、と思ってると思うよ。責任もとってくれるならね。ただ、全部とは言わないにせよ、ごく一部の方々が、好き放題に助産をしたあげくに、状態を悪くして医師側に渡す、そして責任はとらない、みたいなことをするから、こういう状態になるわけで。何度も言うけど、母子の安全を第一に考えるか、アメニティを第一に考えるかで、お産の考え方は違うわけで、それを単純にいい悪いで判断されても困るな。で、折角うまくいってる院内助産院の例を記事で取り上げてるのに、その院内助産院の助産師さん、助産所を開業するんだそうです。やっぱり院内助産院では満足できんのかね・・・