演奏会に行った話。

昨日は、自分の出演する本番とリハの合間に演奏会に行ってきましたよ。地元オケの演奏会です。プログラムは、

Program:
RAVEL - Alborada del gracioso
RAVEL - Pavane pour une infante defunte
RAVEL - Menuet antique
RAVEL - La Valse

LISZT - Piano Concerto No. 1 in E-flat major

PROKOFIEV - Excerpts from Romeo and Juliet, Op. 64

というプログラム。濃いよね。リストがあんまり長い曲じゃないから、前プロは頑張らなきゃいけない、という典型的なプログラム。
編成は、7.5-5-6-6-4、Fl3 Picc1(持ち替え), Ob2 Engl1, Cl2 BCl1, Fg2 CFg1, Hr4, Tp4, Tb4, Tub1, Harp2 Pf1 Timp1 Perc6。TpとTbは適当にローテーションして吹いてたみたい。
最初の「道化師の朝の歌」では、トランペットがタンギングをポシャリまくってて大変そうだった。全体的には好演。「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、木管、Hr好演でした。「古風なメヌエット」もよし。「ラヴァルス」も問題なし。ラヴェル・プロは好演の連続でした。休憩せずに、ピアノを入れて、リスト。ユンディ・リは、確かにカッコいい。でも、演奏もなかなかのもんよ。オケも見事に応えていたし。 コンミスのソロもよし。盛り上がって、休憩。
このプログラム、非常にいいと思うのだが、遅刻してきて、Pコンから聴く人あり、またPコン後に帰る人あり。Pコンはともかく、ラヴェルとプロコがいいんじゃん! と私は思うのだが・・・趣味の問題か。
前半は自分の20ドルの席で聴いていたのだが、私のいた二階席天井桟敷は空席が多く、例によって休憩時間後は勝手に移動。45ドルの2階席中央へ。舞台全部が見渡せてイイ感じ。そして、メインのプロコフィエフ。全曲やると長いから、抜粋。でも1時間コース。編成は、前半の編成にT. Saxが加わる。さらに、Hrが7人になってた。交代で吹いてる感じ。Trpは、Trp3+Crnt1に変更。Trbは3+1の印象。演奏は、曲間も短く、引き締まった感じの演奏。1曲1曲は短いが、全体として、物語として成立するような選曲になってる。なかなか面白い選び方だと思う。
知ってる曲ばっかりだったので、楽しく聴けた演奏会であった。