とりあえずオワッタ

今日はいよいよ発表本番。午前中なんで、解放されるのも早い。まずは、ホテルのレストランで朝食をとる。ビュッフェスタイルってやつね。お一人様チップ込み20ドル。たかっ。どうも超高級ホテルらしい。一応、部屋代にチャージされるようだが、これは職場から支給される額を越えてるだろな。でも、スクランブルエッグでさえ、目の前で一人一人作るのよ。「柔らかめがいいですか?」とかいいながら。で量はホントにお上品なの。私は、でっかいたらいにドカッと乗ってるスクランブルエッグをザザザッとすくって皿に盛りたいんだけど・・・まあ、美味しかったけどね。
前日リハ(演奏会かよ)で原稿の訂正があったので、赤とかで訂正した原稿を読むのはちょっと危険なので、打ち直してビジネスセンターで印刷。なんだよ、利用料とか印刷代とかで10ドル近くかよ。「nominal fees apply」ってホテルの案内に書いてあるけど、全然nominalじゃないじゃん。
始まる直前に座長にあいさつ。「12分厳守ね」と釘をさされる。むむ、限りなく口演自体を引き伸ばして質問を封鎖する作戦を読まれたのか。
前日の修正で喋る文章が少し増えたので、ただでさえ13分オーバーの内容が収まらない可能性が出て来た。一部を端折るか、スピードを上げるか悩んだすえ、一部端折ることに自分で決定。細かい数字をいちいち読まない方向にする。
本番はやっぱり緊張。心拍数が多少上ってるようだ。まあでも止まらずに読める。質問に対しても、内容は理解出来たし、お得意の「聞かれてないことまで答える、関係ないことも喋る」作戦で、質問時間を使いきることにも成功。何とか切り抜けた。
それでも好評だったのか、休憩時間等に「素晴らしい発表だった」と次々と声をかけられる。ウレシイものだ。ただ、この番外の質問の殆どが、ムービーの多い私のスライドに対してのもので、「PowerPointファイルの大きさはどれくらい大きいの?」だったのには苦笑。一応100MBくらいなんだが、そう答えると「案外小さいな」という声も。んなこといいから、内容のこと聞いてくれよ。
あとで会場にいた日本人の人に感想を聞いたら、「喋るの早いですね」と。日本語の講演では、よく聴衆を振り切るくらいの早口で喋る(時間短縮のため)ことはあるんだが、その方いわく、「英語でも十分振り切ってましたよ」と。やっぱ緊張すると早口になるんだなぁ。気を付けよう。