アメリカで修行。

アメリカに来てからも、仕事の関係で日本を往復する機会が何回かあったので、何となくマイルが貯まっていく。私はスターアライアンス派なので、目指せ上級会員、なわけで、気がついたら30000マイルクリアでANAで言うところのブロンズ達成。来年度のスター アライアンス・シルバーが確定した。
という通知が来たので、いろいろ仕組みを調べてみると、あくまでこの特典は来年度限り、来年にまた沢山乗らなければその特典は翌年には繰り越せず、ヒラに逆戻りらしい。まあそれも仕方ないか、と思っていたら、50000マイル搭乗を達成したらプラチナ会員になって、そうするとANAではスーパーフライヤーズカード(SFC)の入会資格が得られて、そのカードの年会費1万円なりを毎年払えば、以降毎年何万マイルも搭乗しなくても上級会員の資格を保持し続けられるらしい。詳しくはこちらのページに詳しい。
で、いろいろ調べたところ、プラチナ会員の資格は、通算マイル以外にも、多分国内の短距離のビジネス客向けだと思うが、回数による資格もあって、50回搭乗かつ15000マイルという基準でも達成されるらしい。で、その資格を満たすために短距離の路線を乗りまくって回数を稼ぐ人たちがいて、それは羽田・大島・八丈島のあたりで行われることが多いらしい。飛行機で大島に着いて、その機体ですぐ帰るようなこともあって、「大島タッチ」とか「八丈島タッチ」とか言うらしい。そういう人たちのホームページもあったりして、何だか楽しそう。国内線では、ANAのマイルは2倍で計算されるので、マイル到達も何だか簡単そうだ。上級会員の資格を得るために飛行機に乗る人たちを「修行僧」と呼び、その搭乗行為を「修行」と言うらしい。
で、私のマイレージだが、今後の予定で計算してみたのだが、あと10000マイルくらい修行すれば、50000マイル達成できそうだ。ちなみに、このマイル、日用品を購入したりでついてくるマイルではなく、あくまで「搭乗マイル」なので敷居が高い。さらに、運賃によっては、70%で査定されるから、気が抜けない。そりゃそうだ、エコノミーでも正規運賃で乗ることは少ないからな。そんなわけで、秋の旅行の予定、なるべくスターアライアンス系の航空会社になるように予定変更。それでも近距離が多いから、なかなかマイルが稼げない。西海岸を2回往復すれば、達成出来そう。「西海岸タッチ」か、厳しいな。或いは、東海岸からホノルル、とか行くと、70%にしても6000マイルくらいはいくし、などとつらつらと考えている。感謝祭の休みも、どこかに旅行を、と考えていたのだが、行きたい場所ではなく、マイルを稼げる場所、という基準で考えてる自分が哀しい。アラスカとか遠そうでいいよな、とか。しかし何だな、国内の移動で数千マイル稼げる国ってのも大きいな。日本じゃ考えられないわけだが。