傍観

いろんなところで話題に上がってる兵庫県産科婦人科学会のチラシ。コメント欄が充実してるこちらを紹介しておきます。
■産科医会vs厚労省看護課? 「看護師内診を容認するチラシ配布、兵庫県産科婦人科学会」:追記あり | 勤務医 開業つれづれ日記
正直、まだモメてたのか、というのが感想。もう、助産師さんを雇えない産科開業医院は、分娩を取りやめたらいいかと思います。で、助産師を必要数雇用するのに、まあそれなりにお金も必要なのは事実でしょうから、これを機に分娩費も適正価格までしっかり値上げするのがいいと思います。多分、そうすれば、産科医療は完璧に崩壊すると思いますが、産科医が国にここまでいじめられてまで、頑張る必要はもうないと思います。一度やめた分娩取り扱いを再開するのに、大きなエネルギーが必要であることは言うまでもないですが、崩壊した産科医療を元のレベル・規模まで回復するのにも長時間かかるでしょう。
この期に及んで、このチラシに対して、看護師・助産師の団体が面子を守るべく動くようなら、もはやこれらの団体は国民の方は見ていないと考えられますね。生暖かく見守りましょう。
関連リンク:
【魚拓】asahi.com:看護師内診を容認するチラシ配布、兵庫県産科婦人科学会 - 関西
産科医療のこれから: 「内診とマスコミ報道」