分析の浅さ

ちょっと古い記事だが。エアライン板で知る。
asahi.com:JALとANA、マイレージサービス改定 裏技対策も - 関西 魚拓
マイレージサービス改定と修業僧に関する記事なんだが、タイトルの付け方からしておバカで、別に規則に乗っ取ってやってるだけで全然裏技でも何でもないと思うんだが。で、浅はかなのは、

このため一部の人が、1日で6〜7回乗れ、長距離線より航空券代も安い東京―八丈島線や福岡―対馬線などを「修行」の場とし、離島の住民らから「席が取れない」と苦情が出ていた。

まあ一部の住民から苦情が出ていたのは本当だろうが、地元ではこんな見方もある。記事の転載が許されてないのでリンク先を参照のこと。
http://anasuperflyers.choco-moco.net/News/General/200711112355.shtml
で、その結果どうなったかというと、リンク先のコメント欄から転載すると、

2月の旅客数の前年比('07/'08)は
HND-HAC*1 123.3%/77.8% 08年は結果として06年の96%(あくまでも計算上ですが)
HND-OIM*2 128.3%/59.3% 08年は結果として06年の76%
OIM-HAC 195.5%/34.3% 08年は結果として06年の67% 07年の盛り上がりもすごければその後の落ち込みも激しい

というわけで。HND-HACは需要の変化はないみたいだけど、OIMがらみの路線の旅客数低下が著しいですな。ま、旅客数減少を理由に路線を廃止したい、という思惑なら正解かも知れませんが。記事ってのは、医療に限らず、どのジャンルでも一面的なんだなぁと痛感。ま、オールラウンドにこなさなきゃならないってのは内容の浅さも伴いかねない、という危険性を如実に表してますな。そんなわけで、私も、広く浅く、資格取得に励もうと思っておるわけです。