大淀訴訟第七回弁論

いろいろなところにでてますが、私が巡回してるところを引用しておきます。
産科医療のこれから: 第7回目の大淀事件裁判! きよさま編1
「マスコミたらい回し」とは?(その119)大淀病院産婦死亡事例民事訴訟第七回弁論@4/30: 天漢日乗
http://ssd.dyndns.info/Diary/?p=471
引用元にも出てますが、

[原] 全部は把握していませんが、近畿(産婦人科学会 or 医師会?聞き逃し)、
奈良産婦人科学会、奈良県医師会から、非難の声明が出ていますので、
ここに属する医師は避けてほしい。
この裁判にコメントをしている人は避けていただきたい。コメントをしていない、遠いところの人がよいです。

で、ssd先生が、

全国の産婦人科教授に、ブログを始めるブームが到来する予感。
慌てて若い医局員を呼びつけて、

「おい君、ブログってどうやってやるんだ。急いで事件についてコメントしなくちゃいけなくてはならん!!」

誰だってお間抜けな法廷に呼び出されて、T教授のように全国注視の中で、辱めを受けたくはない。

なんてコメントされてますが、私は教授でもないし、鑑定を任されるような職位の人間でもないので、鑑定よけのためにこのエントリを書いているわけではないことだけまず宣言しときます(笑)。
まあ刑事でも民事でもそうですが、いかに自分に都合のいい証人を呼ぶのが有利な判決を得るのに大事かということがよく分かりますな。そこに真実の追求はないでしょ。しかしだな、「コメントをしていない、遠いところの人」っていう人材が、この日本にまだ残っているのか、それが興味あるな。ネットにもつながってなくて、大淀の騒動を知らなくて、まあそこまではとても忙しくて情報に触れてないんだろうな、ということでいいかもだけど、そういう人が、医療の最新情報を更新しながら医療を実践しているのかというとちょっとギモン。原告側からバイアスのかかったデータを渡されて証言するのか、医療の全データを渡されて証言するのか知らないが、この症例の経過で、原告側に有利な証言をする医師、何かそれだけで医療界で微妙な立場になりそう。そういう意味では、どんな人が証言台に立つのかは非常に興味がある。その人が証言台に立つことに原告が同意したという医師は、自動的に「(ネットから)遠い人」ということが認定されるとなるんだったら、ssd先生のおっしゃるように、「全国注視の中で、辱めを受け」ることになるかもだから。今後の経過を見守りたい。