ゴールデンウィーク演奏会シリーズ3

さて、アメリカはゴールデンウィークなわけでは無いが、今日は友人たちにつきあって演奏会へ。プログラムはこちら。

The Philadelphia Orchestra
Christoph Eschenbach, conductor
Simona Saturova, soprano
Yvonne Naef, mezzo-soprano
The Philadelphia Singers Chorale, David Hayes, music director

MAHLER Symphony No. 2 ("Resurrection")

まあいわゆるマーラーの「復活」だな。編成は8-7-6-5-4、管・打はスコア通り、Timpは舞台上4台×2セット。舞台の外は分からない。
ライブレコーディングのようで、咳などなるべくしないでね、という団員の挨拶が冒頭にあった。その後、全ての楽章を休み無く続けて演奏。夕食にグラスワインを飲んでしまった私には結構ツライ時間だったなぁ。Trpはうまい。木管よりも金管のうまさが際立つ演奏。音は大きいがうるさくない。同行した友人によれば、シカゴ響の場合は、音が大きくてやっぱりうるさいらしい。弦は大きく乱れることなく、キッチリまとまっている。合唱団はプロなのかアマチュアの集合なのかは知らないが、非常に均質な音でまとまったサウンドで良かった。ドイツ語の発音にやや難アリか(少し発音が軽い感じ)。

全体として好演。一緒に行った友人たちは大絶賛してたけど、私自身は「復活」を生で聴くこと自体が初めてなので、すごくいい演奏なのかどうかよく分からない。贅沢な話だ。「こんなに悲しいマーラーがあっていいんだろうか・・・(by千秋改変)」みたいな演奏を聴いて(あるいは演って)初めて、今日の演奏のありがたみが分かるのかも知れない。まあ、ミーハーなので、今日の演奏がCDになったら買うだろうけど。